2013年10月10日木曜日

ペットの亡骸のゆくえ

このサイトの運営を始めてから、たくさんの葬儀社をみてきました。

ペットの葬儀で気になるのは、どのように亡骸を弔うのかですが、
動物に対しては決まりごとは無いため、飼い主の心の持ち方次第で
方法は変わってきます。

やらなければいけないのは、犬の場合は市役所への死亡届を出すぐらいで、
犬以外では特になにもありません。

では亡骸はどうするか。すぐに思い浮かぶのは土葬ではないでしょうか。
生き物ですから、土葬して土に帰るのは納得できますね。
アメリカでは今でも土葬は一般的ですし。

日本では人間の土葬が禁じられているわけではないようですが、
色々と現代の社会を反映して火葬が99%近くを占めているようです。

家の庭に十分なスペースがあれば土葬はひとつの手段ですね。
山や海で人気の無い所へ土葬するのは寂しいかもしれません。

では、火葬しようと思うといくつか選択肢があります。

最も先に思いつくのは、自治体に任せる事かなと思います。
自治体では3000円程度でペットの亡骸の火葬を行ってくれますが、
自治体により、対応が異なります。
自治体を利用する場合、一般的には遺族が遺体を火葬場まで運び、
複数の他の遺体と共に火葬されます。遺骨は持ち帰れません。

ペット葬儀社に委託する場合、私の知る限り個別火葬を必ず選ぶ事ができ、
遺骨を保管することができます。遺骨は家に置いておくか、納骨堂に置くか、
墓に置くか、土に埋めるか、海にまくか、遺族が決める事ができます。

ペット葬儀社に委託する場合、小さい動物で1万円ぐらいから
50kgぐらいの大型になると6万ぐらいまで料金が変わってくるようです。
また、25万円の豪華な葬儀オプションを用意しているところもあります。

ペットは家族の一員だという考え方が広まっている今、益々ペット葬儀の
需要は高まってくるかと思います。遺族様が納得できる別れを迎えられる事が
一番大切な事だろうと思います。各都道府県には既にたくさんのペット葬儀社が
登録されており、亡きペットちゃんを安心して任せられる葬儀社が見つかる事を
心よりお祈りしております。

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